おしらせ【パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ】

【パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ】

11月26日(土)に予定している「地域のための心理学講座」と同時進行で、
「パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ」を準備中です。
これは、アタッチメント・サポート単独ではなく、
私たちも参加している「家族と子ども ケア・サポートチーム」の主催です。

「セルフヘルプ・グループ」(自助グループ)では、
同じ悩みをもつ人たちが、文字通り自分たち自身でその問題に取り組んでいきます。
それぞれの問題に直面していくのは、ときにつらい作業でもありますが、
グループとして平等な立場で出会うことで、お互いに支え合うことができるかもしれません。

また、セルフヘルプ・グループの「言いっぱなし、聞きっぱなし」(ディスカッションなし)は、
最もムリなく自分の問題に向き合える方法のひとつである、とも言われています。
安全な場で自分の経験や思いを語り、誰かの経験や思いを聞きます。
私の経験からも言えることですが、誰かの生の声は聞いた誰かの「宝」になる可能性があります。

なお、進行役は、しばらくは私たちがやらせていただく予定です。
私たちは、当事者性(自分自身の問題に向き合っていくこと)を大切にしていますが、
心理の専門家でもあるので、一緒に参加すると純粋に「平等な立場」とは言えなくなってしまいます。
しかし、かねてからパニック障害や不安障害に対する問い合わせはとても多く、
また、すでに私たちからカウンセリングやセラピーを受けていらっしゃる方々の中にも、
パニック障害や不安障害、視線恐怖や対人恐怖などの自覚をお持ちの方の割合はかなり高い状況です。
そのため、みなさんが出会える安全な場の必要性を私たちは以前から感じていました。
今回、心理学講座をこのテーマで企画するに当たり、直感でグループも準備していくことを決めましたが、
そもそも、出かけることや人に会うこと自体に難しさを抱えている場合が多いのですから、
やはりいきなり何もないところからスタートすることは難しいかもしれないと考えました。
そのような考えのもとに、あくまでも暫定的な方法として、私たちが進行をサポートさせていただきます。

・第1回目は、12月7日(水)10:00~12:00。
・場所は、釧路市交流プラザさいわい203号室。
・料金はかかりませんが、会場代などを自由献金でまかないます。
・ここで話されたことは外では話さないように確認し合います。
・参加申し込みは必要ありません。
・聞くだけの参加、匿名での参加もOKです。

家族と子ども ケア・サポートチームFB

https://www.facebook.com/kazokutokodomo.kusiro/?pnref=lhc
*予定変更などがあるかもしれませんので、こちらもときどきチェックしていただけると助かります。

中谷内由美