【大切な人を自死でなくされた方のためのセルフヘルプ・グループ】1/25~
ここを訪れて下さっているみなさま、こんにちは。
大寒を過ぎ、春に向かっているとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね。
いかがお過ごしでしょうか。
なかなか記事をアップできずにいますが、充実と、セルフケアの毎日を過ごしております。
さて、Facebookの方でもお知らせしていますが、
私たちも参加している「家族と子どもケア・サポートチーム」では、
2つ目の自助「大切な人を自死でなくされた方のためのセルフヘルプ・グループ」を始めます。
「セルフヘルプ・グループ」(自助グループ)では、同じ経験をもつ方たちが、
自ら足を運び、自分と同じく大切な人を自死でなくした仲間の話を聴き、
自分の思いを語り、文字通り「自分で自分を助ける」ために集まります。
もちろん、他の自助グループ同様、匿名の参加や聴くだけの参加でも大丈夫です。
そこには一切のディスカッションはありません。
求めていないアドバイスもされません。
「言いっぱなし、聴きっぱなし」の原則のもと、
自分の心に負った傷をそれぞれがいたわっていきます。
自身の経験や思いに直面するのは、ときにつらいことでもありますが、
グループとして平等な立場で出会うことで、支え合うことができるかもしれません。
また、セルフヘルプ・グループの「言いっぱなし、聞きっぱなし」(ディスカッション・アドバイスなし)は、
最もムリなく自分の経験や思いに向き合える方法のひとつである、とも言われています。
安全な場で自分の経験や思いを語り、誰かの経験や思いを聴きます。聴くだけの参加も尊重されます。
私たち自身の経験からも言えることですが、誰かの生の声は聞いた誰かの「宝」になる可能性があります。
「自分だけじゃない」「悲しんでいていいいんだ」「悩んでいいんだ」と思えたり、気持ちが楽になったり、
経験や思いを分かち合うことでなにかに気づけたり、自分の事が明確になったり・・・
このようなことは、さまざまなセルフヘルプ・グループでよく起こることのようです。
もちろん、必要を感じられる方が、ご自分の選択とタイミングで参加していただけたらと思います。
なお、進行役は、しばらくは私たちチームのメンバーがやらせていただく予定です。
私たちは、当事者性(自分自身の問題に向き合っていくこと)を大切にしていますが、
同時に心理の専門家でもあるため、そこに同席すると本来の意味での平等な立場とは言えなくなってしまいます。
しかし、かねてからこのようなグループの必要性を強く感じていました。
そして、自死はとてもデリケートなテーマであるため、特に場の「安全性」が重要です。
その「安全性」をまずはしっかりと作っていくためにも、あくまでも暫定的な方法として、
私たちが進行をサポートさせていただくことをご理解いただけると助かります。
・第1回目は、2017年1月25日(水)10:00~12:00。
・場所は、釧路市交流プラザさいわい203号室。↓
http://www.kushiro-bunka.or.jp/saiwai/access.html
・料金はかかりませんが、会場代などを自由献金でまかないます。
・ここで話されたことは外では話さないことを毎回全員で確認し合います。
・参加申し込みは必要ありません。
・聞くだけの参加、匿名での参加もOKです。
*毎月1回(水曜か土曜)の開催を予定しています。
*2月は25日(土)10:00~12:00(401号室)の予定です。
*3月は22日(水)10:00~12:00(406号室)です。
*予定変更などがあるかもしれませんので、このサイトを時々チェックしていただけると助かります。
*このセルフヘルプ・グループについては以下のWebサイト・Facebookページでも随時お知らせしていきます。
・リフレーム・カウンセリングルーム↓
http://refreme.blog.jp/
https://www.facebook.com/refreme/?pnref=lhc
・アタッチメント・サポート↓
https://www.facebook.com/attachmentsupport
必要を感じられる方々の参加を、心からお待ちしております。
家族と子どもケア・サポートチーム 代表
アタッチメント・サポート
中谷内由美