【冬至/グループ療法】
どんどん日が短くなるなあ・・・と、しばらく前から感じてはいたものの、
今日が冬至なのですね。(冬至かぼちゃ、当たるかなあ~)(作る気なし)(^_^;)
年末をひかえ、みなさまはいかがお過ごしですか。
私はなかなかここの記事も書けないでおりますが、元気で充実しております。
先月末に「家族と子どもケア・サポートチーム」の一員としての心理学講座を終え、
「パニック障害・不安障害を持つ方のためのセルフヘルプ・グループ」もスタートし、
日々の臨床のほかに、もうひとつのセルフヘルプ・グループの準備などもしています。
講座やセルフヘルプ・グループについては新聞でも何度か取り上げていただき、
その反響の大きさから、必要性を感じている方々の思いを受け取る機会も増えました。
また、先日は2日間のグループ療法のトレーニングに行ってきました。
グループ療法というものには、たくさんの理論や手法があると思いますが、
個人の(1対1の)カウンセリングやセラピーではなく、
グループ(たいてい8名以内)でやるもので、
とても効果が高い、とも言われています。
なぜかというと、それぞれが自分自身のテーマを扱っていくと、
そこにいる他の方々にも何らかの気づきや癒しが起こっていくからです。
池に小石を投げ入れたときのように、その波紋が広がっていく感じでしょうか。
その波紋は、ずっとあとになってから大きくなるということもあるかもしれません。
他の人の、全く別のテーマを扱うワークやサイコドラマであってもです。
なので、自分のテーマを扱わない、という選択・プロセスも尊重されますし、
同じテーマを扱っても、参加者が違えば、気づきや起こることも違ってきます。
これは体験してみないとなかなか伝わりにくいかもしれませんが・・・。
現在、トレーニングを継続して受けていて、私はあと1年で修了見込みです。
とても高度でデリケートな中身なので、専門性とセラピスト自身の癒しが必須です。
あくまでも「研修」なのですが、自分と向き合い、自分を癒し、笑い、怒り、
そして、必要な涙を流しています。
今から、みなさんにグループ療法を提供できる日が私自身とても楽しみで、
どんなタイトルにしようか、どこでやろうか、構成や使う音楽、ディスプレイなど・・・
妄想は尽きません。
週末は荒れ模様の予報です。どうぞみなさま気を付けてお過ごしくださいね。
中谷内由美