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おしらせ【パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ】

【パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ】

11月26日(土)に予定している「地域のための心理学講座」と同時進行で、
「パニック障害・不安障害をもつ方のためのセルフヘルプ・グループ」を準備中です。
これは、アタッチメント・サポート単独ではなく、
私たちも参加している「家族と子ども ケア・サポートチーム」の主催です。

「セルフヘルプ・グループ」(自助グループ)では、
同じ悩みをもつ人たちが、文字通り自分たち自身でその問題に取り組んでいきます。
それぞれの問題に直面していくのは、ときにつらい作業でもありますが、
グループとして平等な立場で出会うことで、お互いに支え合うことができるかもしれません。

また、セルフヘルプ・グループの「言いっぱなし、聞きっぱなし」(ディスカッションなし)は、
最もムリなく自分の問題に向き合える方法のひとつである、とも言われています。
安全な場で自分の経験や思いを語り、誰かの経験や思いを聞きます。
私の経験からも言えることですが、誰かの生の声は聞いた誰かの「宝」になる可能性があります。

なお、進行役は、しばらくは私たちがやらせていただく予定です。
私たちは、当事者性(自分自身の問題に向き合っていくこと)を大切にしていますが、
心理の専門家でもあるので、一緒に参加すると純粋に「平等な立場」とは言えなくなってしまいます。
しかし、かねてからパニック障害や不安障害に対する問い合わせはとても多く、
また、すでに私たちからカウンセリングやセラピーを受けていらっしゃる方々の中にも、
パニック障害や不安障害、視線恐怖や対人恐怖などの自覚をお持ちの方の割合はかなり高い状況です。
そのため、みなさんが出会える安全な場の必要性を私たちは以前から感じていました。
今回、心理学講座をこのテーマで企画するに当たり、直感でグループも準備していくことを決めましたが、
そもそも、出かけることや人に会うこと自体に難しさを抱えている場合が多いのですから、
やはりいきなり何もないところからスタートすることは難しいかもしれないと考えました。
そのような考えのもとに、あくまでも暫定的な方法として、私たちが進行をサポートさせていただきます。

・第1回目は、12月7日(水)10:00~12:00。
・場所は、釧路市交流プラザさいわい203号室。
・料金はかかりませんが、会場代などを自由献金でまかないます。
・ここで話されたことは外では話さないように確認し合います。
・参加申し込みは必要ありません。
・聞くだけの参加、匿名での参加もOKです。

家族と子ども ケア・サポートチームFB

https://www.facebook.com/kazokutokodomo.kusiro/?pnref=lhc
*予定変更などがあるかもしれませんので、こちらもときどきチェックしていただけると助かります。

中谷内由美

おしらせ【地域のための心理学講座/パニック障害・不安障害】

【地域のための心理学講座/パニック障害・不安障害】

道東はすっかり気温が下がり、雪の便りもちらほら聞こえます。
この週末は、タイヤを交換する方も多いかもしれませんね。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のお知らせは「アタッチメント・サポート」ではなく、
私たちも参加している「家族と子ども ケア・サポートチーム」主催の心理学講座です。
 → https://www.facebook.com/kazokutokodomo.kusiro/?pnref=lhc
タイトルは、「地域のための心理学講座/パニック障害・不安障害~症状の背景と回復への道のり~」。
参加対象はクライアントさん限定ではなく、広く一般の方々を対象にしています。

前回、リフレーム・カウンセリングルーム/平野先生とコラボしたテーマとほぼ同じですが、
その時に参加して下さった方々にも復習になったり、新たな学びができるよう、
内容を構成していく予定ですので、お楽しみに。
日にちは11月26日(土)13:00~16:00、
会場は釧路市交流プラザさいわいを予定しています。
名義後援の正式決定が済みましたら、改めて詳細をお知らせいたします。

中谷内由美

ブログ☆【コラボ勉強会 ありがとうございました】

【コラボ勉強会 ありがとうございました】



あんなに暑かった夏もいつのまにかどこかに行ってしまいました・・・。

もうすっかり涼しくなった釧路管内ですが、台風の爪痕はまだあちこちに残っていますね。

一日も早い復旧をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

また、直接的な被害がなかったとしても、私たちはニュースや映像によってダメージを受けます。

それが過去の記憶や経験と重なるとなおさらアタックを受けやすいとも言われています。

自然災害の多い日本に住む私たちに、必要なケアがともにありますように・・・・。



さて、先日アタッチメント・サポートでは、

リフレーム・カウンセリングルームの平野直美先生とのコラボ企画として、

パニックや不安障害についての勉強会を開きました。

今回は、一般公募ではなくお互いのクライアントさん限定の案内とさせていただきました。

参加されたみなさま、ありがとうございました。

ご自分を知る旅の道しるべのひとつとしてお役にたてたら嬉しいです。

また、自分以外にも癒しの旅をする仲間がいるということを知るということ、

出会うということも、私の実体験からとても大切なことだと思っています。

癒しや学びの仲間との出会いやつながりがあって、今の私がいると思えるからです。

実際にその「つながり」の大切さを感じたという方の声を聞けてとても嬉しかったし、

こういう機会を今後も作っていきたいと考えています。



ただ、もしも誤解があると悲しいので、この場で少し補足をさせていただきますね。

当日もお話ししましたが、このような機会や出会いのチャンスがあったとしても、

必ず仲間を作らなければならないというものではないと私は思っています。

求められた時に連絡先を必ず交換し合わなければならない、ということでもありません。

本当の気持ちをなかなか言えなかったり、言えたけど色んな不安がわいてしまったり、

やっぱり新たに人とつながることは今の自分にはまだできないと思ったり・・・。

きっといろんな思いや反応が沸き起こると思いますし、それはむしろ自然なことと思います。

「自分自身でありながら」「他者とともにいること」は、私たち人間にどちらも必要で、

そして本当の意味でそうあるということは、実はとても難しいことだからです。

私自身もまだ道の途中です。



NOが言えることや、NOと言われても切り替えられる力、

その申し出にはNOでも、自分を全否定されたわけではないと思える力、

思い切って話しかけてみる勇気や、それを受け入れる勇気、

ネガティブなことが起こったときに、それを修復しようとする努力、

お互いを尊重し、健全なバウンダリー(相手との見えない境界線)を意識できる力、

不健全でキケンな関係から距離を置き、自分の安全を優先できる力・・・

きっと人との出会いにはいろんな力が育つことと思います。

もし反応がとても大きく辛いときには、セルフケアしたり、コミュニケーションを学んだり、

カウンセリングの予約をとったり、セラピーで扱うのも役に立つかもしれません。



それぞれの選択やチャレンジや思いが、どれも尊重されることを願っています。



中谷内由美

ブログ☆【トラウマ体験とファッション】

【トラウマ体験とファッション】



お久しぶりのブログです。

釧路はあいかわらず停滞した前線や台風の影響で雨続き。

さすがに雨女で雨好きの私でも、もういいかげんツラいです。

今一番したいのは・・・「青空に洗濯物を干すこと!」

・・・そんな、今日この頃です。

みなさんが住んでいるところは、どんな空模様でしょうか。



とつぜんですが、私は先日はじめて髪の毛を染めるということをしてきました。

そして同じ日に、これもはじめて「ネイル」というものをやってもらいました。

今流行っているジェルネイルというもので、”キラキラ”もつけてもらいました。

これ実は、私にとってはものすごーーーく、ハードルが高かったんです。



指や爪にもずっとコンプレックスがあって、

いつも自分の手を目立たないように、

なるべく見せないようにしてきたように思います。

本当は、ものすごくがんばってきてくれた大事な大事な手なんですけどね・・・。



それに、女性らしいファッションや持ち物にもすごく抵抗があります。

髪形、服装、服の色や柄、メイク、アクセサリー、小物、靴、などなど・・・・

ブティックで試着するなんてこともすごく苦手!

遠巻きに見て、店員さんに気付かれたら目をそらして逃げちゃいます。

「こんなダサイ私が、こんなステキなお店のぞいて、すいませんっ!!」ってなっちゃう。



だから、何年も前になりますが、あるワークショップで私が尊敬するある先生の、

「・・・服装は、人生の比喩(ひゆ/「たとえ」のこと)」というつぶやきを聞いたときは、

なんだかわからないけど強烈なショックを覚えました。

当時の私は自分の問題に向き合って癒しを始めたばかりだったと思いますが、

まさに、「ガーーーーーン!!!」(@_@;)・・・・って感じでした。

「ボロは着てても心は錦」でいいとか、ほんとにそう思っていたし、

「生産性がない」「ムダだ」と自分が感じることに対してお金を使うことに、

とても強い抵抗感がありました。



また、家族のものを優先して、いつも自分のものは後回し。

これらは、主婦や母親が自分を優先したり、自分にお金をかける、

ということに対して強烈な抵抗感と罪悪感があったためだと思います。

地味で、目立たないもの、無難なもの、自分を隠すようなもの、安いもの・・・

自分が「好きなもの」ではなく、そういうものを選ぶ傾向があります。



そして「女っぽいものは似合わない」と自分で思っていたし言ってもきましたが、

実は・・・・そんなこと誰にも言われたことありません。

むしろ女性らしいファッションをするとたいてい褒められたし、

メイクも映える目や顔だということは専門家に言われて知っていました。

でも、やっぱり自分で避けてきたし、いまも抵抗があります。

ピンクの服なんてきっと一生選ばない・・・とも思っていました。



こうした自分のいろんな傾向や問題に向き合ってきて気づいたことは、

これらにもトラウマや成育歴が関係しているのだろう、ということです。



たぶん「ひとつの原因」じゃなく、いろんな「要因」があると思いますが・・・・

まず私が子どものころ住んでいた地域が、

女の子や女性たちにとって安全な場所ではなかった、ということが考えられます。

露出症の人が登下校時に車を停めて待ち伏せしているのはなぜだか日常茶飯事。

私は遭いませんでしたが、近所では車での連れ去りがあったと聞いています。

勇気を出して交番に行ったり、車のナンバーを通報したり、学校で訴えても、

報道されるとか、学校でプリントが出るとか、パトロールしてもらったとか、

地域や周囲の大人に守ってもらえたという記憶や実感が持てていません。

今書いてみると、改めて、本当はそうとう怖かっただろうなと思います。

たとえ触られていなくても、見知らぬ多数の相手からの性被害体験ですし、トラウマです。

冬場にひとりで歩いて帰宅するときは、ポケットに護身用の石を入れて握りしめていました。



また、当時親の稼業が忙しかったり、私自身にSOSを出す選択肢や力が持てなかったりで、

親に登下校を車で送ってもらうということもしませんでした。

こういう感じですから、「自分の身は自分で守らなければならない」とか、

「強くならなきゃ」とか、「女っぽい服装や恰好をしているとキケンだ」とか、

「大人の男はそもそもキケンだ」と思ってしまってもムリないですよね。



高3のときに夜道で追いかけられた(逃げ切ったけど)体験も、大きなトラウマです。

「未遂」であっても、「既遂」と同じくらいのトラウマになりうるとも言われているからです。

私は今でも、急に人影が見えたり声をかけられると、自宅内であっても飛び上がってしまいます。

専門用語で「驚愕(きょうがく)反応」といいますが、トラウマが神経系に残っているのですね。

また、どうしても体のバランスや重心が右足前方に乗ってしまうのですが、

これも、その時に左後方から追いかけられた影響が大きいと今は認識しています。

身体って健気ですよね・・・。実際にはもうそんな心配はなくても、そのときのことを覚えていて、

私たちを必死に守ろうとして備えていてくれているのですから。気づいたときは泣けてきました。

でも、このままだと身体にいろんな不具合が起こるし、常に警戒しているので疲労がたまりやすい。

現在こういう神経系に残っているトラウマについても、クライアントとしてケアを受けています。

あと、これもかなりヘンなんですが・・・

ハイヒールを見ると「あ、逃げられないのに・・・!?」という発想が自動的に沸きます。

それも私の後遺症(認知のゆがみ)といっていいですよね。単に好みやファッションなのにね。



それから、これは自分が癒して学んできてようやく気づいたことですが、

親の価値観や認識や不安を、何気ない一言やつぶやき、雰囲気からキャッチして、

子どもながらに親に見捨てられないように、親の意向に沿うように、適応するようにと、

無意識で行動したり選んだりしてしまうということもあったように思います。

あたかもそれが自分の純粋な意志や好みであるかのようにね。

親戚でもTVに出てくる誰かに対してでも、批判めいたことが語られたり、

それを雰囲気でキャッチしたりすると、「そうはしないようにしよう」、

「目立ってはいけない」「派手であってはいけない」と解釈していたようです。


さらに前述の「主婦や母親が自分を優先したり」、

「自分にお金をかける」ということに対する強烈な抵抗感や罪悪感・・・

これも、私の育った家だけではなく、おそらく日本の文化や価値観、

さらには歴史や時代背景から来る価値観の影響があったと今は認識しています。

これらは戦争や「集団的トラウマ」とも密接に関係していると思います。

第二次世界大戦が終わって今年で71年目ですが、

それって、実はそんなに昔のことではありません。

「欲しがりません、勝つまでは」とか「ぜいたくは敵」とか、

「良妻賢母」「夫唱婦随」「お国のために」などなど・・・。

言葉で直接的に私が言われていなくても、その時代の空気感や雰囲気は、

世代を超え、家族というシステムを通して、脈々と受け継がれているように思います。



ちなみに私は「迷彩柄」が苦手です。迷彩柄と戦争が直結してしまっているからです。

これも、同居していた父方祖父が2度出征した軍人で、戦争によるトラウマなどから

大きな傷を負った人であり、家族や周囲も傷ついてきたのを知っているからだと思います。

もちろん、これも本来はただの”柄”であり、ファッションなんですけどね。



こういうことに気付かずにいたころは、ファッションを楽しんだり、

女性らしいおしゃれ、個性的なおしゃれをしている人に対して嫉妬したり、

意味不明で理不尽な怒りを感じたりしていましたが、

クライアントとして自分の歴史やトラウマを理解するにつれ、

「ああ、本当は自分もオシャレやファッションを気軽に楽しみたかったんだなあ」と気づけました。

でも、しなかった自分のことも、「そりゃあムリもないよね・・・」と許せています。

今はできるところから少しずつ、小さくて大きなチャレンジをしています。



みなさんは、どんなファッションが好きですか。



今日はとても長くなりました。

読んでくださって、ありがとうございます。

おしらせ【クローズド・コラボ企画】

【クローズド・コラボ企画】

北海道は台風の直撃を受けたり、大雨や土砂災害などの警報がでていますね。
みなさんがお住まいの地域はいかがでしょうか。
被害がひどくならないことを祈るばかりです。

さて、アタッチメント・サポートでは、コミュニケーション講座を終え、
日々の仕事のほかに、また新たな企画にとりかかっております。
今回は、カウンセリングやセラピーの契約を結んでいらっしゃる
クライアントさん限定の企画です。
一般の方はクローズドにさせていただいて、
テーマを絞って講座を準備中です。

そして、今回は初めてのこころみとして、
私たちと同じ教育ベースを持った心理セラピストである、
リフレーム・カウンセリングルーム/平野直美先生とのコラボ企画でもあります。
平野先生は、私たちが日ごろから信頼と安全を感じている心理セラピストです。
コラボすることで、内容により幅と深みが出ることと思います。
また、知識だけでなく、癒しの道を歩み始めている自分以外の仲間に出会うことも、
とても大切なことだと、私も経験上そう思います。

では、準備が整い次第、個別に連絡させていただきますので、
もうしばらくお待ちいただけると助かります。

あ!クローズドじゃない企画も、まだまだやります。
お楽しみに。

中谷内由美

おしらせ【コミュニケーション講座へのお申し込み】

【コミュニケーション講座へのお申込み】

7月6日(水)からのコミュニケーション講座へ参加予定の皆さん、

お申し込み、ありがとうございます。

できれば5回ともトータルで受講していただきたい内容になっていますが、

すでに欠席の回がはっきりしている方もいらっしゃいます。

なかなか連続で5回は難しい場合もありますよね。

つきましては、補講の日時や、内容の順序について、

参加者のみなさんと私たちとで相談して、

柔軟に対応していきたいと考えております。

5回のうち何回か欠席になってしまう場合でも、

お申し込みの際に、そのことをお話ししていただけたらと思います。

5回参加の方へは修了証を発行いたします。

まだ申し込みは可能です。

お知らせ【相手も自分も大切にする コミュニケーション講座】

【相手も自分も大切にする コミュニケーション講座】



以前からこの場でお伝えしていましたが、

今年度の第3弾として、7月6日(水)からコミュニケーション講座を開きます。

タイトルは「相手も自分も大切にする コミュニケーション講座」です。



私たち人間は、「社会的な生き物」とも言われますね。

ですから、周囲とのかかわり方や人間関係に悩むことは、

ある意味、自然なことでもあります。

でも、改めてコミュニケーションを学ぶ機会はなかなかありません。



7年ほど前に初めて自己投資してコミュニケーションを学んだ時、

私は「相手も自分も両方大切にするなんてできるの?」と驚いた記憶があります。

どちらかが我慢したり妥協しないと人間関係は成り立たないと感じていたからです。

私の場合は、どちらかというと相手や周囲に気をつかって自己犠牲や我慢が多く、

結果的に自分の中に怒りがたまる、というパターンが多かったのですね。

しかもそれが、違う相手にふいに暴発する・・・という問題もありました。

逆に、子どもなど、自分より立場の弱い相手に対しては、

こちらの考えや価値観を一方的に押し付けるということが多かったです。



そしてこの7年を振り返ってみると、

もちろん魔法じゃないので、すぐにできるわけではありませんが、

学んで、実際に少しずつやってみて、こちらのコミュニケーションが変化すると、

相手との関係性も変化する可能性があることを実感してきました。



今みなさんが、関係をよいものにしたいと感じている相手はどなたでしょうか。



ご家族や、パートナー、お子さん、友人との関係や、仕事での人間関係など・・・

また、誰かを支援する立場にいて、その難しさを感じている方など・・・

この機会に、ご自分のコミュニケーションについてとらえなおしてみるのはいかがですか。








「相手も自分も大切にする コミュニケーション講座」



◎と き 下記のとおり(全5回)



◎ところ 釧路市交流プラザさいわい201号室(釧路市幸町9-1)



◎講 師 心理セラピスト 中谷内由美



◎受講料 全5回受講で¥15,000(各回¥3,000)

     *学生、ひとり親世帯、生保受給中の方は半額とさせていただきます。

  ¥15,000 →¥7,500(各回¥3,000 →¥1,500)


◎持ち物 筆記用具

◎対 象 講座内容に興味関心のある15歳以上の方。(8名以内)

◎講座日程と主な内容

 ①7/ 6(水)18:30~20:30「自分を主語にしたものの言い方」1(Iメッセージ)

 ②7/13(水)18:30~20:30「自分を主語にしたものの言い方」2(かくれYOUメッセージ)

 ③7/20(水)18:30~20:30「NOと断る」

 ④7/27(水)18:30~20:30「リクエストする」

 ⑤8/ 2(火)18:30~20:30「相手も自分も大切にするということ」(バウンダリー)

 *基本的に全5回を受講していただきますが、やむをえず欠席の場合はお問い合わせください。



☆申込み・問い合わせ先:「アタッチメント・サポート」

 ①事務局携帯:090-3396-1840(あさ9:00~よる8:00)

 ②メール: attachment.946@gmail.com(24時間OK)

 ③HPの問い合わせフォームからhttp://attachment-support.com/

☆申込み〆切: 7月1日(金)

☆後   援: 釧路市教育委員会





興味関心のある15歳以上の方々の参加をお待ちしております。

今回は学生さんも割引対象にしました。

全5回の連続講座で、参加〆切は7月1日(金)です。

おしらせ【コミュニケーション講座の日程】7月6日から

【コミュニケーション講座の日程】7月6日から

こちらの都合によりご案内がギリギリになっておりますが、

アタッチメント・サポートでは、以前お伝えしていた通り、

今年度の第3弾として、コミュニケーション講座を開催いたします。

タイトルは、「相手も自分も大切にする コミュニケーション講座」です。
案内のPDFは近日中にアップいたしますが、

あっという間にあと1か月を切ってしまいましたので、

先に日程だけお伝えさせていただきます。

いずれも18:30〜20:30。15歳以上の方対象です。

基本的に全5回を受講していただきますが、

やむをえず欠席する場合はご相談ください。



1回目 7月6日(水)

2回目 7月13日(水)

3回目 7月20日(水)

4回目 7月27日(水)

5回目 8月2日(火)

(最終回のみ火曜日です)



詳細は近日中にこのWebサイトやFacebook、郵送などでお知らせいたします。

お楽しみに。

では、また・・・。



Nakayauchi

ブログ☆【私の中の子ども】

【私の中の子ども】

私がしょっちゅう行く小さな商店は、使いやすくて庶民的で、

ふだん必要なものはたいていそろっていて、野菜の新鮮さが魅力。

そして安いし、財布の中身を入れ忘れた時などはツケてくれたりもします。

近くに大きなスーパーがいくつかあるけど、

夕方などは仕事帰りの主婦やお年寄りで通路がいっぱいになるほどなのです。



昨日の夕方、いつものように買い物に行くと、

小さな女の子が買い物かごを下げてお買い物をしていました。4才くらいかな。

メモを握りしめてひとりで通路をトコトコ行ったり来たりしています。

背中には、黒い耳のある動物のぬいぐるみをおぶって、

その上からフリース地のポンチョみたいなものを羽織っています。

昨日の午後はけっこう寒かったからね。

彼女の黄色いカゴの中にはオレンジ色のジュースが入っていました。

その姿があんまりかわいいので、私の目はすぐ釘づけになりました。



ふと見ると、その子のお母さんらしき人が一瞬お店に入ってきて、

メモの字をていねいに教え、「これは、パパのパンだよ」などと言って

また出て行きました。

女の子はそのまま買い物をして、ひとりでレジへ行き、

肩から下げたバックの中からお財布を出して支払いをし、

カードにポイントもつけてもらい、

そのカードとおつりをがんばってひとりで財布にしまいました。

その間、レジの女性はショッピングバックに商品を入れてあげて、

口を持ちやすいようにしばり、

「玉子も入ってるから気をつけるんだよ」と言って手渡してあげました。



私は一緒にレジに並んでいた女性と「かわいいねー」というようなことを

共感しながら話し、その姿をずっと見守っていました。

・・・・と、彼女が店の戸を閉めて出ていくとき、

その誇らしげなおかっぱの後ろ姿を見たとたん、

思いがけず私の目から涙がどっと溢れてきてしまいました。

こういうシチュエーションで泣いてしまうことって、私はけっこうあるのですが、

みなさんはいかがですか。



「かわいすぎて泣く」とか「感動」ともちょっと違う感じなんです。

「悲しい」とか「せつない」というのもしっくりきません。

言葉で表現するのは難しいのですが、なんていうか・・・・

「私の中の子ども」の部分が反応しているように感じるんですよね。

あえて言葉にしてみると、「こんな風になりたかったな」とか、

「こんな風にしてもらえたら嬉しかったな」という感じでしょうか。

たぶん、その子に私の中の子どもが重なって、そして癒されたように感じます。

自分がやらなかったことを、偶然ですが見させてもらったことで

いっしょに体験させてもらえたような感じでしょうか。



そんな私なので『初めてのおつかい』などはもちろん鼻水ズビズビですが、

自分でも「え?ここで?!」と驚くような思いがけない場面でも実際は多いのです。

以前は、自分でもそういう涙の意味が全くわからなかったので、

予期せず突然出るし恥ずかしいし、困っていました。

友人と一緒にいる時にそのようなことが起きると、

「何でも話して!聞くよ!」とすごく心配されたりして・・・(^_^;)



普段はあまり意識しなくなりましたが、

それでもやっぱり小さい子を見るとこういう反応がよく起こります。

そんな時は、自分の中の子どもをイメージの中でそっとヨシヨシしたり、

ハグしたり、膝に乗せてあげたりします。

私たちの間では、そういう子どもをインナーチャイルドとも呼びます。



みなさんの中に、小さな子どもはいますか。何才くらいの、どんな子ですか。

どんな髪型で、どんな服を着ていますか。

どんなものが好きですか。



私の中のその子は、4才くらいの、日に焼けた野性児で、笑顔のかわいい子です。

丸顔に短いおかっぱで、母が作った赤い服を着て、口をキュッと結んでいます。

動物や自然や外遊びが大好きで、そしてなぜか雨の日が好きな子です。<b

ブログ☆【「安全・安心な場」って?】

【「安心・安全な場」って?】

九州地方の地震が続いていますね。

被災されたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。

そして、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。



私自身も釧路沖を震源とする地震で避難を2度ほど経験していますが、

日本に住むということは、自然災害とともに生きるということでもありますから、

本当に他人事ではありませんね。

小さなお子さんや、持病のある方を抱えたご家族もあるでしょう。

いま臨月だというお母さんも不安げにインタビューに応えていらっしゃいました。

「本震」があとで起こったことや、大きな余震が多いことはこれまでになかった状況ですし、

被災地にお住いの方々の心身の疲労や、反応、今後のことが気がかりです。



まずは、飲食や保温、病気やケガの手当て、衛生、休息やプライバシーの確保など、

心身の基本的な「安全・安心」を一刻も早く確保できることを願ってやみません。



昨日Facebookに関連記事を書きましたので、興味のある方はお読みください。

(アタッチメント・サポートのFacebookは、トップ画面右上のfボタンから。)





さて、アタッチメント・サポートでは、現在ふたつの心理学講座を開催中です。

どちらも少人数で企画させていただいているのは、その場の「安全性」を重視しているからです。



心理学を学びたいという方々の、講座への参加理由は人それぞれですが、

講座の場でも「安全・安心」が保たれることがとても重要だと私たちは考えています。

質問や意見交換の中で出されたプライバシーや、デリケートな悩み、問題意識などなど・・・

特にみなさんが抱えていることを、可能な範囲でシェアしていただくときなど、

その場が安全で安心できるものであるかどうかはとても大切な問題です。



では、講座をする場合の、目に見えない「安全性」って、どういうことだと思われますか?



私たちは、具体的に以下のようなことを毎回確認し合ってから始めます。

・そこで出された他の人のことは、外では話さないこと、

・相手を否定しないこと、

・求められていないアドバイスや分析をしして伝えないこと、

・順番を待って話すこと・・・・・など。



ちょっと聞いただけでは簡単なように感じるかもしれませんが、

実はけっこう難しいものです。

意識していてもついうっかり・・・ということが実際よくあります。



もちろん、約束があるからといって、全てを話す必要はありませんし、

「今ここでは話さない」という選択もありますよね。

そういう個人の選択も尊重される(否定しない)のは安全ですよね。



「感情が動かなければ、本当の学びにはならない。」とは、私の恩師のひとりから聞いた言葉です。

単なる暗記や、知識の詰め込みではなく、感情が動いたときこそ、それが自分のものになる・・・

という意味だと思います。私も実感としてそれは本当だと思っています。

そしてそういうことが可能になるためには、

まず最初に必要なのがその場の「安全・安心」だと思います。

それがなければ、私たちは心を開いて自分の感情を感じてみることはとても難しいからです。



今回の講座でも、安全だからこそ、少人数だからこそ語られる貴重で深いお話がありました。

そして参加して下さった方々それぞれのニーズに合わせた柔軟な対応も可能になり、

それがメリットであることを改めて実感しています。



また引き続き、参加される皆さんにお会いできるのを、楽しみにしております。



中谷内由美